米脚本家組合が暫定的な新労使協定で合意 反応は限定的=米国株個別
(NY時間09:41)
ワーナーブラザース・ディスカバリー<WBD> 10.93(-0.17 -1.53%)
パラマウント・グローバル<PARA> 12.50(-0.14 -1.11%)
ディズニー<DIS> 81.20(-0.06 -0.07%)
ネットフリックス<NFLX> 385.09(+5.28 +1.39%)
ストライキ中のハリウッドの脚本家たちが24日に暫定的な新労使協定に合意した。4カ月半余りストライキを続けていた米脚本家組合(WGA)は、ハリウッドの製作会社を代表する全米映画テレビ制作者協会(AMPTP)と新労働協約で暫定合意したと発表。事態は収拾へと向かいそうだが、俳優組合のストはなお続いている。
WGAはストリーミングサービスからの報酬拡大を求め、5月に2007年以来となるストを実施。俳優労組の米テレビ・ラジオ芸術家連盟(SAGーAFTRA)も同様の要求を掲げ、7月にストに加わった。
ただ、先週すでに暫定合意への期待感が広がっていたこともあり、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー<WBD>、パラマウント・グローバル<PARA>など映画・エンターテイメント株のポジティブな反応は限定的。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美