西松屋チェの８月中間期は計画下振れの経常減益で着地、中間配１円増額と自社株買いも
西松屋チェーン<7545>は２７日の取引終了後、２４年２月期第２四半期累計（２月２１日～８月２０日）の単体決算を発表した。経常利益は前年同期比１．０％減の７１億３０００万円となり、微増益を見込んでいた従来の計画を下振れて着地した。売上高は同４．７％増の８８４億７３００万円となり、計画をやや下回った。
期間中は３３店舗を新規出店。退店数は１０店舗だった。円安の影響で売上総利益率が低下したほか、積極的な出店を背景に販売費及び一般管理費がかさんだ。あわせて同社は中間配当に関し、これまでの予想から１円増額の１４円で決定したと発表。前期の中間配当に比べて１円増配となる。更に、取得総数２２万７０００株（自己株式を除く発行済み株式総数の０．３８％）、取得総額３億円を上限とする自社株買いの実施も公表。取得期間は９月２９日から１０月１３日とする。
