NY外為:円軟調、日銀の緩和策継続の思惑

通貨
2023年9月28日 0時36分

NY外為市場で、日銀が緩和策を当面維持するとの見方に円売りが引き続き優勢となった。

日本銀行が公表した7月27日、28日に開催した金融政策決定会合の議事要旨の中で、イールドカーブコントロール(YCC)策の柔軟化決定を巡り、一部委員は市場環境が安定している「現在が適切」と、判断したことが明らかになった。同時に、何人かの委員はYCCの柔軟化が「出口への一歩ではなく、日本銀行が粘り強く金融緩和を続ける姿勢に変わりはないことを明確に説明していく必要がある」と指摘。

ドル・円は日米金利差拡大観測に149円15銭付近から149円50銭まで上昇。ユーロ・円は157円01銭まで下落後は157円16銭へ反発。ポンド円は181円05銭から181円54銭まで上昇した。

《KY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.