百貨店・ホテルなどインバウンド株が高い、きょうから中国大型連休で
百貨店やホテルなどインバウンド関連株が高い。きょう29日から中国で国慶節(建国記念日)を含む大型連休が始まった。中国人訪日客の動向を巡っては原発処理水の放出を巡る日中関係悪化の影響が懸念されているが、直近の報道では中国から日本への旅客便が満席状態にあることや中国人の間で日本が人気の旅行先であることが伝わっている。
きょうの株式市場では、中国人客の回復期待を背景にインバウンド株が物色されている。百貨店の三越伊勢丹ホールディングス<3099>のほか、ホテル株の共立メンテナンス<9616>やABホテル<6565>、シー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687>が上昇。羽田空港の旅客ターミナルを運営する日本空港ビルデング<9706>、Wi-Fiレンタルサービスを手掛けるインバウンドプラットフォーム<5587>なども買われている。