内外トランスが後場下げ幅を拡大、コンテナ運賃市況低迷の影響受け23年12月期業績予想を下方修正
内外トランスライン<9384>が後場下げ幅を拡大している。正午ごろ、23年12月期の連結業績予想について、売上高を427億円から320億円(前期比32.4%減)へ、営業利益を57億円から42億円(同37.1%減)へ、純利益を40億3000万円から30億円(同35.5%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
コンテナ運賃市況低迷の影響を受けて、単体の主力商品である輸出混載貨物輸送において、想定を超えた水準での運賃の下落が続いていることが要因。また数量についても、前年までのコンテナ不足により一時的にフルコンテナ輸送から混載輸送にシフトしていた貨物が、コンテナ需給の緩和により再びフルコンテナ輸送に変更されたため減少しており、これらが響くとしている。