10万円以下で買える、増収増益&低PBR 26社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証スタンダード上場企業では696社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期に増収増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額100億円以上、(3)今期の売上高と経常利益が前期比で増加、(4)PBRが0.8倍以下――を条件に投資妙味が高まる26社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは9月29日現在)
9月29日(金)に配信した「10万円以下で買える、増収増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌─売上高─┐ ┌ 経常利益 ┐
コード 銘柄名 金額 増収率 今期 増益率 今期 PBR
<9980> MRKHLD 10700 3.4 20200 3.0 880 0.78
<3159> 丸善CHI 34300 2.6 167000 11.1 3400 0.69
<1827> ナカノフドー 43200 4.8 120000 8.5 3400 0.40
<6994> 指月電 46700 1.8 26600 22.6 1500 0.55
<8289> オリンピック 52200 3.3 95000 1182 2000 0.46
<9307> 杉村倉 61500 3.3 10900 12.8 1170 0.66
<8118> キング 66500 8.5 9140 5.4 1190 0.51
<2009> 鳥越粉 68000 13.7 27750 2.9 1540 0.47
<3553> 共和レ 68300 3.7 47500 77.7 1050 0.49
<8772> アサックス 69100 7.9 6671 7.2 4607 0.52
<4231> タイガポリ 70000 5.6 47800 23.1 2300 0.39
<4113> 田岡化 71000 6.1 32000 53.2 700 0.62
<8844> コスモスイニ 72500 1.3 125000 2.9 4600 0.61
<5951> ダイニチ工業 73700 3.7 22000 2.6 1700 0.47
<9059> カンダ 75500 0.7 52000 12.4 3150 0.72
<7871> フクビ 76300 2.9 40730 0.9 1920 0.44
<8018> 三共興 79300 7.9 21000 3.0 3000 0.77
<5965> フジマック 82700 10.3 35700 23.1 1940 0.52
<5237> ノザワ 84500 12.0 23500 72.6 1980 0.53
<2877> 日東ベスト 84600 9.9 57000 15.2 500 0.68
<7885> タカノ 87000 12.4 25900 26.9 1400 0.43
<6488> ヨシタケ 89900 11.7 8400 13.6 1500 0.78
<9078> エスラインG 90800 8.2 52000 54.1 1600 0.37
<2903> シノブフズ 92400 0.9 51500 0.8 1920 0.80
<6382> トリニ工 94100 18.8 34500 42.8 2100 0.55
<1967> ヤマト 95800 10.1 49000 36.3 3430 0.70
※単位は最低投資金額が円、売上高・経常利益が百万円、増益率・増収率が%、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース