サンエーが3日ぶり反発、観光客増などで24年2月期業績予想を上方修正
サンエー<2659>が3日ぶりに反発している。9月29日の取引終了後、24年2月期の連結業績予想について、売上高を2222億200万円から2240億9000万円(前期比4.9%増)へ、営業利益を116億8300万円から141億4000万円(同26.4%増)へ、純利益を78億9800万円から94億8000万円(同25.2%増)へ上方修正したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の5類感染症への移行に伴い行動制限や感染対策が大幅に緩和されたことや、外出需要の回復及び沖縄県への入域観光客の増加、物価上昇による単価の上昇などで、売上高が計画を上回って推移しているという。また、電気使用量の削減に加えて、国による「電気料金激変緩和対策事業」や内閣府及び沖縄県による「沖縄電気料金高騰緊急対策事業」の実施により光熱費の高騰が抑えられたことも寄与する。