セレンディップ・ホールディングス---「日本ものづくり事業承継基金 1 号投資事業有限責任組合」のファイナルクローズ
セレンディップ・ホールディングス<7318>は29日、子会社であるセレンディップ・フィナンシャルサービスと新生企業投資が共同で運営する日本ものづくり事業承継基金1号投資事業有限責任組合(以下、ものづくりファンド)について、ファイナルクローズを行ったことを発表。ファイナルクローズでは、設立時の出資額と合わせて合計 56.7億円となった。
ものづくりファンドは、中小企業の事業承継に係る課題解決を図るとともに、セレンディップグループ及び新生企業投資の有する経営支援ノウハウを活用し、中小企業等の事業再構築・事業再編による生産性向上や地域経済の発展を目指して 2023 年 2 月に設立された。2023年6月には、白金鍍金工業との資本業務提携に関する合意に達し、ものづくりファンドとして1件目の投資を実行している。今後も中小ものづくり企業を投資対象とし、製造業への投資実績に裏付けされたきめ細やかな経営支援(ハンズオン型PMI)を通じて、経営人材の育成やデジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みを含む生産性の向上策を実行し、国際競争力の高い製造業のサプライチェーン強靭化などに寄与すべく取り組んでいく。
《SI》