AB&Cが大幅安、既存株主による株式売り出しで需給悪化を警戒
AB&Company<9251>が大幅安となった。2日の取引終了後、既存株主による株式の売り出しを決議したと発表した。売出株数は452万8100株で、上限67万9200株のオーバーアロットメントによる売り出しも予定する。あわせて自社株買いを発表したものの、株式の需給悪化を警戒した売りが膨らんだ。
売出価格は10月11日から16日までのいずれかの日に決める。株主層の拡大と株式の流動性向上が目的。加えて、同社は、取得総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の6.62%)、取得総額10億円を上限とする自社株買いの実施も発表した。取得期間は売出価格決定日の6営業日後の日から、2024年2月29日までとする。