ダイセキが反落、24年2月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感
ダイセキ<9793>が反落している。2日の取引終了後、24年2月期連結業績予想について、売上高を620億円から660億円(前期比12.6%増)へ、営業利益を131億円から142億円(同11.7%増)へ、純利益を84億円から88億円(同1.5%増)へ上方修正したが、材料出尽くし感から売られているようだ。
ダイセキ単独の売上高・営業利益が過去最高を更新したことに加えて、ダイセキ環境ソリューション<1712>の業績が計画を上回って推移していることや、ダイセキMCRが手掛ける鉛リサイクル事業の採算が、円安による鉛販売価格の高止まりなどにより計画から大きく改善していることなどが要因としている。
同時に発表した第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高357億6600万円(前年同期比26.0%増)、営業利益77億5200万円(同24.1%増)、純利益47億8000万円(同10.3%増)だった。