リヒトラブがS高、24年2月期利益予想引き下げも最終黒字確保へ

材料
2023年10月3日 10時52分

リヒトラブ<7975>がストップ高の水準となる前営業日比150円高の1116円に買われ、年初来高値を更新した。同社はファイルやクリアブックなど事務用品を手掛ける。2日の取引終了後に24年2月期の連結業績予想の修正を発表。最終損益の黒字額の見通しは2億2000万円から1億2000万円に下方修正した。前期は2400万円の最終赤字だった。原材料高と円安による輸入コスト増の影響を受けながらも、最終黒字を確保する見通しを示したことが、買い安心感をもたらしたようだ。

今期の売上高の見通しは据え置いた。8月中間期の売上高は計画に対し未達となり、営業・経常・最終損益は黒字予想から一転して赤字で着地した見込みという。もっとも、新製品の積極的な投入や海外向けの売り上げ増は業績を下支えする要因となったようだ。通期の業績予想には、コスト上昇分の販売価格への転嫁による効果も織り込んでいるが、これまでの予想には至らないと判断し、利益の見通しを引き下げたとしている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.