武田は冴えない、肺がん治療薬の米国販売中止で慎重姿勢

材料
2023年10月3日 13時24分

武田薬品工業<4502>は冴えない。米国時間2日、肺がん治療薬「EXKIVITY(一般名モボセルチニブ)」に関し、米国での販売を自主的に中止すると発表した。24年3月期の業績予想については、今回の影響額を引き続き精査し、必要に応じて適切に見直すという。今後の収益に及ぼす影響を懸念した売りが株価の重荷となったようだ。

モボセルチニブは21年に米食品医薬品局(FDA)から迅速承認を取得していたが、臨床第3相EXCLAIM-2検証試験で主要評価項目を達成することができず、承認を巡る検証データの要件を満たすことができなかった。武田は治験結果をもとに、FDAと議論をした結果、米国における今回の措置を決めた。モボセルチニブが承認されている他国でも、同様に自主的に販売を中止する方針を示している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.