★本日の【イチオシ決算】 霞ヶ関C、クスリアオキ、放電精密 (10月3日)

注目
2023年10月3日 19時31分

1)本日(10月3日)引け後に発表された決算・業績修正

●イチオシ決算

【霞ヶ関C <3498> [東証G]】 ★今期経常は82%増で4期連続最高益、60円増配へ

◆23年8月期の連結経常利益は前の期比2.4倍の41.1億円に伸びて着地。続く24年8月期も前期比82.1%増の75億円に拡大し、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。8期連続増収、4期連続増益になる。物流施設開発では冷凍冷蔵倉庫の旺盛な需要を取り込むほか、アパートメントホテル事業も為替の円安を背景に国内旅行やインバウンド需要のさらなる回復を見込む。

業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比60円増の120円に大幅増配する方針とした。

同時に、中期経営計画の上方修正と計画前倒しを発表。24年8月期の連結営業利益を35億円→85億円に上方修正、25年8月期の同利益を200億円と計画を1年前倒すと発表した。

●サプライズな決算発表・業績修正

クスリアオキ <3549> [東証P] ★6-8月期(1Q)経常は11%増益で着地、上期計画進捗率82%

◆24年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比11.4%増の67.6億円に伸びて着地。既存店の改装を中心とした生鮮食品の品揃えが奏功したほか、ドラックストアが9店舗、ドラッグストア併設調剤薬局が15店舗と新店開設も収益増に貢献した。上期計画の82億円に対する進捗率は82.4%に達しており、上振れが期待される。

同時に、11月20日割当の1→3の株式分割に伴い、年間配当を従来計画の32円→21.5円(前期は29円)に修正した。年間配当は実質1.6%の増額となる。

放電精密 <6469> [東証S] ★今期経常を23%上方修正

◆24年2月期の連結経常損益を従来予想の9400万円の黒字→1億1600万円の黒字(前期は3億2200万円の赤字)に23.4%上方修正した。機械装置事業でデジタルサーボプレス機の受注低迷により売上は計画を若干下回るものの、製造固定費の削減や資材・エネルギー費の高騰分の価格転嫁が進んだことが利益を押し上げる。

2)10月4日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算

■発表時間未確認  ※カッコ()内は直近決算発表の公表時刻

◆第2四半期決算:

<9846> 天満屋ス [東S]   (前回15:00)

◆第3四半期決算:

<2471> エスプール [東P]  (前回15:30)

<3377> バイク王 [東S]   (前回15:30)

<4361> 川口化 [東S]    (前回15:00)

<6474> 不二越 [東P]    (前回15:00)

合計5社

※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.