クスリアオキが続急伸、株式分割と配当予想の実質増額を好感
クスリのアオキホールディングス<3549>が続急伸している。3日の取引終了後、11月20日を基準日として1株を3株に株式分割するほか、それに伴い期末配当予想を16円から5円50銭に修正すると発表しており、実質増額となる予定であることが好感されている。
同時に発表した第1四半期(5月21日~8月20日)連結決算は、売上高1074億3900万円(前年同期比17.1%増)、営業利益66億6000万円(同48.8%増)、純利益47億8900万円(同15.6%増)と大幅増益となり、これも好材料視されている。既存店の改装を中心に生鮮食品などの品揃えを強化したほか、ドラッグストアを9店舗、ドラッグストア併設調剤薬局15局を新規に開設した。
なお、24年5月期通期業績予想は、売上高4100億円(前期比8.2%増)、営業利益178億円(同16.4%増)、純利益130億円(同5.5%増)の従来見通しを据え置いている。