このあと9月のISM非製造業景気指数 前回から低下が見込まれる
このあと日本時間23時に9月のISM非製造業景気指数が発表され、予想は53.6と前回から低下が予想されている。前回8月分は受注が加速し、予想外に6カ月ぶりの高水準となった。しかし、家計の裁量的なサービスへの支出が一時的に活況を呈したものの、その後は冷え込んだ可能性が高いと見られているようだ。
雇用は依然として底堅い推移を続けているものの、ガソリン価格の高騰が家計の購買力を低下させ、加えて学生ローンの返済再開がさらに家計を圧迫すると見られている。そのような中で、今後は消費者の買い控えが予想されている。
米地区連銀がすでに発表しているサービス業の景況感指数は9月に入ってすでに、企業のセンチメント低下の様相を呈していることも今回の予想に繋がっているようだ。
予想を下回った場合の反応が留意される。
*ISM非製造業景気指数(9月)23:00
予想 53.6 前回 54.5
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美