クロロックスが下落 7-9月期の暫定決算を公表 最大28%の減収を見込む=米国株個別
(NY時間09:36)
クロロックス<CLX> 125.08(-6.75 -5.12%)
家庭用品メーカーのクロロックス<CLX>が下落。前日引け後に7-9月期(第1四半期)の暫定決算を公表し、売上高が23-28%の減収を見込んでいるほか、1株利益も0.40ドルの赤字から横ばいを見込んだ。同社は8月中旬にサイバー攻撃を公表したが、その影響を反映させた形。攻撃以前は、第1四半期の既存事業売上高の伸びを1桁台半ばと予想していた。
今回の発表を受けて複数のアナリストが目標株価を引き下げた。「2024年度通期の1株利益については、第2四半期以降の回復に関する様々な前提に基づき、幅広い結果が予想される。第2四半期にフルフィルメントを強化することで、同社は小売業者の在庫補充からの恩恵を受け始めると予想している」といったコメントも聞かれた。
【企業概要】
米国内外において、家庭用品の開発・製造・販売を行う。漂白剤・掃除用洗剤・食品保存袋のほか、栄養サプリメント・ドレッシング・水ろ過装置等を取り扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美