飲料・スナック株が下落 アルコール飲料の決算を受けて警戒も=米国株個別
コカ・コーラ<KO>やペプシコ<PEP>といった飲料・スナック株が下落。特段の悪材料は見当たらないが、本日のコンステレーション・ブランズ<STZ>や前日のモルソン・クアーズ<TAP>が決算を受けて冴えない反応を示していることで、両銘柄にも警戒感が出ている模様。
ペプシコは来週10日に決算を予定している。プライベートブランド(特にフリトレー)への下方圧力が強まっており、決算発表を前に期待が低下しているとの指摘も出ている。同社やコカ・コーラのような米国を拠点とする多国籍企業にとっては、足元のドル高による為替圧力が高まっている点も指摘されている。
また、ウォルマート<WMT>が食欲抑制剤を服用している人の消費行動に変化が見られていると指摘していたことも、不安を高めているようだ。
(NY時間13:47)
コカ・コーラ<KO> 52.87(-2.18 -3.95%)
ペプシコ<PEP> 161.58(-7.34 -4.34%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美