外為サマリー:148円60銭台で推移、時間外での米金利上昇などが下支え
6日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円64銭前後と前日の午後5時時点に比べて40銭程度のドル安・円高となっている。
5日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円51銭前後と前日に比べて60銭程度のドル安・円高で取引を終えた。朝方には149円10銭台に強含む場面もあったが、米長期金利が低下に転じるとドル売りが優勢となり一時148円30銭台に軟化した。
この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場は、午前8時10分過ぎに148円36銭をつけた。ただ、その後は時間外取引で米長期金利が小幅ながら上昇していることや、朝安の日経平均株価が持ち直したことを手掛かりにリスク選好的なドル買い・円売りが流入。今晩に米9月雇用統計の発表を控えた動きにくさはあるものの、午前9時20分以降は概ね148円60銭台での推移となっている。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0541ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=156円70銭前後と同7銭程度のユーロ高・円安で推移している。