外為サマリー:一時148円60銭台に戻す、株高でリスク選好的なドル買い流入

通貨
2023年10月10日 10時25分

10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円52銭前後と6日の午後5時時点に比べて35銭程度のドル安・円高となっている。

9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円51銭前後と前週末に比べて80銭程度のドル安・円高で取引を終えた。中東情勢の悪化で地政学リスクが高まるなか、安全通貨とされる円が買われ一時148円44銭をつけた。

この流れを引き継いだ東京市場のドル円相場は、午前9時00分過ぎに148円17銭まで軟化した。ただ、前週末6日に発表された9月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を上回っていたことなどを背景に米金融引き締めの長期化観測は根強く、ドルは売り一巡後に下げ渋り。日経平均株価が大幅に上昇していることからリスク選好的なドル買い・円売りも入りやすく、午前9時40分過ぎには148円66銭まで値を戻した。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0573ドル前後と6日の午後5時時点に比べて0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=157円03銭前後と同3銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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