ダウ先物は小幅高で推移 FRB高官による慎重な発言が引き続きサポート=米国株

市況
2023年10月10日 22時15分

米株価指数先物(12月限)(NY時間08:50)

ダウ先物 33856(+55.00 +0.16%)

S&P500 4371.00(+2.25 +0.05%)

ナスダック100先物 15184.75(-2.25 -0.01%)

米株価指数先物市場でダウ先物は小幅高で推移。ハマスによるイスラエルへの攻撃で中東情勢が緊迫化しているものの、前日のFRB高官による慎重な発言が米株式市場をサポートしている。取引を再開した米国債も本日は利回りが下げて始まっており、さらに中国政府が追加の景気刺激策を検討との報道も好感されているようだ。時間外で中国株が上昇。

先週末の米雇用統計は予想外の強さを示したものの、市場では追加利上げはないとの見方が優勢となっている。短期金融市場では現在、11月FOMCでの据え置きの確率を84%、12月FOMCまででは70%で織り込む動きを見せている。

一部からは「前日のFRB高官の発言で明らかにトーンが変わった」との声のほか、米国債利回りの上昇がピークに達したとの見方も出ているようだ。

本日もFRB高官の講演が予定されており、ボスティック・アトランタ連銀総裁、ウォーラーFRB理事、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、デーリー・サンフランシスコ連銀総裁の講演が予定されている。市場の期待を追認する内容となるか注目される。

しかし、中東における緊張の激化は依然としてリスクとして意識される。特に今回の攻撃におけるイランの役割について疑問が投げかけられており、状況次第では西側諸国のイランへの制裁による原油相場上昇とインフレへの影響が不安視されているようだ。

ペプシコ<PEP>が取引開始前に7-9月期(第3四半期)決算を発表し、時間外で株価は上昇。通期のコア1株利益の見通しを上方修正した。

(NY時間09:01) 時間外

ペプシコ<PEP> 163.40(+2.04 +1.26%)

アップル<AAPL> 177.95(-1.04 -0.58%)

マイクロソフト<MSFT> 331.05(+1.23 +0.37%)

アマゾン<AMZN> 128.15(-0.11 -0.09%)

アルファベット<GOOG> 139.50(0.00 0.00%)

テスラ<TSLA> 257.46(-2.21 -0.85%)

メタ・プラットフォームズ<META> 319.25(+0.89 +0.28%)

AMD<AMD> 107.00(+0.03 +0.03%)

エヌビディア<NVDA> 452.73(0.00 0.00%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.