米大手銀ストラテジスト 投資家は前週にこの2カ月で最も多くの資金を米国株に流入
米大手銀のストラテジストの報告によると、投資家は10月6日までの前週に米国株への投資を増やし、この2カ月で最も多くの資金を米株式市場に流入させたという。ヘッジファンドと個人投資家が買い越し、機関投資家は資金を流出させたと報告している。
前週の純流入額は31億ドルで、流入先は主に上場投資信託(ETF)に向かったが、個別銘柄の購入も行ったという。大型株と小型株を購入し、中型株は売却した。
セクター別では、公益への資金流入が2008年以降のデータで過去2番目に多かったほか、IT・ハイテクと不動産セクターも資金流入を牽引したとしている。
一方、企業の自社株買いは減速し、5月以降は季節トレンドを下回って推移しているという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美