WACULが一時S安、インキュベーション事業伸び悩み6~8月期業績は前四半期比で減収減益
WACUL<4173>がストップ安の水準となる前営業日比150円安の675円に売られる場面があった。10日の取引終了後に発表した24年2月期第2四半期累計(3~8月)の単体決算は、売上高が前年同期比44.0%増の8億4900万円、経常利益が同89.3%増の1億円となった。大幅な増収増益となったものの、直近3カ月間となる6~8月期の売上高と利益は前四半期の3~5月期の水準を下回った。業績拡大のモメンタム鈍化を嫌気した売りが膨らんだようだ。インキュベーション事業は6~8月期に大型案件の納品がなく伸び悩んだ。