チヨダが反発、上期営業利益予想が計画上振れ
チヨダ<8185>が反発している。10日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(3~8月)連結業績について、営業利益が従来予想の6億円から9億2700万円(前年同期8億3200万円の赤字)へ、最終利益が5億7000万円から8億3000万円(同10億7500万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表した。
衣料品事業の売り上げが計画を下回ったことから、売上高は485億円から480億8900万円(前年同期比3.9%増)へ下振れたものの、プライベートブランド商品の販売強化のため、子会社を通じた仕入れを増加させており、これらの商品の販売が好調に推移したことで売上総利益率が計画を上回った。また、不採算店舗の閉鎖、人事効率の改善などにも取り組み管理費を削減したことも寄与した。