ヤマザワが反発、24年2月期最終利益予想を上方修正
ヤマザワ<9993>が反発している。11日の取引終了後、24年2月期の連結業績予想について、最終利益を1億6000万円から4億円(前期比94.4%増)へ上方修正したことが好感されている。売上高1030億円(同3.6%増)、営業利益6億5000万円(同8.5%減)は従来見通しを据え置いたものの、上期において法人税等調整額を計上したことが要因としている。
同時に発表した第2四半期累計(3~8月)決算は、売上高506億5000万円(前年同期比0.7%増)、営業利益5億3200万円(同22.0%減)、純利益10億2400万円(同2.4倍)となり、従来予想の営業利益4億円を上回って着地した。燃料調整費が想定ほど上昇しなかったことに加え、光熱費の使用量削減の取り組みなどが奏功した。