ＡＩメカは異彩放つ急騰劇、業績絶好調で空売り買い戻しによる浮揚効果も
ＡＩメカテック<6227>が異彩の上値追い。陽線連打で最高値街道をまい進している。微細化・積層化ニーズに対応した半導体パッケージ関連装置や半導体プロセス装置を手掛けるほか、インクジェット・ソリューションでも強みを発揮する。２４年６月期は売上高が前期比３割増となる２００億３１００万円、営業利益は同２．４倍の１４億１５００万円と変貌を見込むが、市場では一段の上振れ余地も指摘されている。株式需給面ではここにきて複数の外資系証券経由で貸株調達による空売りが急増しており、目先はその買い戻しが株価に浮揚効果をもたらしているとみられる。また、実需の買い需要も旺盛で、資産運用会社国内トップクラスのアセットマネジメントＯｎｅが５％超の大株主に浮上していることが、今月初旬の大量保有報告書で明らかとなった。
