東京株式(前引け)=続伸、半導体関連株が全体相場牽引

市況
2023年10月12日 11時51分

12日前引けの日経平均株価は前営業日比386円77銭高の3万2323円28銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は6億6127万株、売買代金概算は1兆9917億円。値上がり銘柄数は1109、対して値下がり銘柄数は642、変わらずは85銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米株高を引き継ぎ朝方から買い優勢で始まり、その後も日経平均は水準を切り上げる展開となった。引き続き米長期金利が低下傾向にあることで、マーケットのセンチメントが改善している。米ハイテク株上昇を引き継いで半導体関連株が大きく買われ全体指数を後押しした。値上がり銘柄数は全体の8割を占め、売買代金も前引け時点で約2兆円と活況だ。日経平均の上げ幅は一時400円を超えたが、引けにかけてやや伸び悩んでいる。

個別では前場で4000億円を超える記録的な売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が連日の大幅高、東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>、ソシオネクスト<6526>といった半導体主力株が軒並み値を飛ばした。トヨタ自動車<7203>が堅調、三菱商事<8058>も高い。三菱重工業<7011>が物色人気、SMC<6273>の上げも目立つ。サイゼリヤ<7581>はストップ高に買われた。吉野家ホールディングス<9861>も大幅高。半面、川崎汽船<9107>が利食いに押され、INPEX<1605>も冴えない。コスモス薬品<3349>が大幅安。リズム<7769>も急反落した。コシダカホールディングス<2157>、エービーシー・マート<2670>も大きく売られた。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.