明光ネットがカイ気配スタート、創業40周年記念配当の実施を好感
明光ネットワークジャパン<4668>がカイ気配スタート。12日の取引終了後、23年8月期の連結決算発表にあわせ、24年8月期の業績と配当予想を開示した。年間配当予想は創業40周年の記念配当10円を含めて34円(前期比10円増配)に設定しており、好感されたようだ。
今期の売上高は前期比5.4%増の220億円、営業利益は同12.7%増の12億円、最終利益は同1.4%増の8億2000万円を見込む。これまでの中期経営計画で示した水準に対し、売上高は10億円上回る一方、営業利益は8億円下回る見通しとなった。個別指導塾「明光義塾」のフランチャイズ事業の再成長を目指すとともに、直営事業によるドミナント戦略を積極的に進める方針。教室の開設に伴う先行投資の増加を想定し、営業利益が中期計画に対し下振れる見込みとなった。