ＦＩＸＥＲはウリ気配、ＳａａＳ失速による６～８月期大幅減収減益で失望感
ＦＩＸＥＲ<5129>はウリ気配。１２日の取引終了後に発表した２３年８月期の単体決算は、売上高が前の期比２．７％減の１１０億４９００万円、最終利益が同７．６％減の１３億８２００万円となった。直近３カ月間となる６～８月期では、売上高は同５３％減、最終利益は同５７％減と大幅な減収減益となっており、業況を警戒した売りが膨らんだ。
新型コロナウイルスの健康観察に使用されている自動架電サービスの利用が減少し、ＳａａＳ関連の売上高が大幅な減収となった。２４年８月期は、通期の業績予想は非開示。２２年９月～２３年２月期の売上高は前年同期比４１．８％減の３７億６７００万円、最終利益は同８８．４％減の１億１０００万円を見込む。
