マニーは年初来高値更新、24年8月期営業益予想14%増で4円増配へ
マニー<7730>が急反発し、年初来高値を更新した。同社は12日取引終了後、24年8月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比13.9%増の82億5000万円としていることや、年間配当計画を前期比4円増配の39円としていることが好感されているようだ。
売上高は同12.3%増の275億円が予想されている。アジアを中心に歯科用根管治療機器(リーマ・ファイル類)及び歯科用回転切削機器(ダイヤバー)などの販売増を見込んでいるほか、アイレス針関連製品についてもアジアや欧州、南米などでの売り上げが伸びるとみている。
加えて、きょうの取引開始前には、医療機器事業のグローバルでの拡大と更なる生産性向上を目的に、創業の地である栃木県高根沢町に新たな工場(スマートファクトリー)を建設すると発表。完成は25年1月を予定している。