ジェイフロが急反発、広告宣伝費抑制など寄与し第1四半期営業損益が黒字転換
ジェイフロンティア<2934>が急反発している。前週末13日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)連結決算で、営業利益が3600万円(前年同期1億7900万円の赤字)となり、前年同期比で黒字転換したことが好感されている。
医薬品のD2Cやオンライン診療・オンライン服薬指導・医薬品の宅配をワンストップで提供する「SOKUYAKU」を展開するメディカルケアセールス事業や、ヘルスケア関連D2C事業者に対するブランディング・マーケティング支援などを行うヘルスケアマーケティング事業で、前期に大型の広告運用案件の受注があった反動があり、売上高は42億2300万円(前年同期比23.8%減)となった。ただ、想定よりも効率的な顧客獲得に成功したほか、医薬品の在庫不足を受けて広告宣伝費を抑制したことなどが寄与し営業損益は黒字化した。
なお、24年5月期通期業績予想は、売上高205億9800万円(前期比22.3%増)、営業利益1億300万円(前期18億1600万円の赤字)の従来見通しを据え置いている。