エディアが大幅続落、スポットライセンスアウト案件の減少響き上期営業利益30%減
エディア<3935>が大幅続落している。前週末13日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、営業利益5500万円(前年同期比30.4%減)、純利益5400万円(同32.2%減)と大幅減益となったことが嫌気されている。
出版事業でコミック及びライトノベルの新刊数が増加したことや既刊の重版により、紙出版・電子書籍ともに売り上げが大きく伸びたことが牽引し売上高は16億3100万円(同25.2%増)と大幅増収となった。ただ、一方のIP事業はまるくじなどのオンラインくじサービスは堅調だったが、高利益率のスポットライセンスアウト案件の減少などで採算が悪化し、全体の利益を押し下げた。
なお、24年2月期通期業績予想は、売上高30億円(前期比8.7%増)、営業利益1億8000万円(同16.9%増)、純利益1億7700万円(同17.5%増)の従来見通しを据え置いている。