ソフトバンクGが切り返し急、英アームを中核としたAI革命に成長シナリオ託す
ソフトバンクグループ<9984>が切り返し急、前日は日経平均の先物を絡めたインデックス売りで下値を探る展開を余儀なくされたが、きょうはそのアンワインドで株価に浮揚力が働いている。米ハイテク株への積極投資で知られ、ナスダック市場との株価連動性が高いが、前日はナスダック総合株価指数が1%を超える上昇で前々日の下げ分を取り戻しており、同社株にも追い風となっている。また、セカンダリーで苦戦していた同社傘下の英半導体設計大手アーム<ARM>の株価が前日は4日ぶりに反発に転じていることもプラス材料。ソフトバンクGは「AI革命」を主導する立場で経営戦略を進める構えで、その中核企業にアームを位置付けており、アームの今後の株価動向にも注目が集まっている。