三機サービス---1Qは2ケタ増収・各利益が黒字化、トータルメンテナンスサービスや空調設備改善工事が順調に推移

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2023年10月17日 9時14分

三機サービス<6044>は13日、2024年5月期第1四半期(23年6月-8月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比68.8%増の45.37億円、営業利益は1.07億円(前年同期は1.41億円の損失)、経常利益は1.10億円(同1.39億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は0.71億円(同0.78億円の損失)となった。

当第1四半期については、前期より始まった大口取引先のトータルメンテナンスサービスや大口の空調設備改善工事が順調に推移したことが、売上の増加に大きく寄与した。また、付加価値の高い環境ソリューションサービスにおける省エネ工事が、新型コロナウイルスの規制緩和が進んだことにより本格再開でき、増加傾向にある。加えて、2022年12月1日より新しく連結対象となった兵庫機工の影響もあり、売上高は増収となった。また、実機研修等により同社全体の技術レベルが向上し、従来のメンテナンスに加え多種多様な空調工事案件に対応できる体制となったことで生産性があがり、売上総利益は前年同期比89.7%増の9.23億円となった。また、販売費及び一般管理費は、中期経営計画を見据えての人的投資・人材育成に積極的に取り組んだことによる人件費の増加等により、同29.7%増の8.15億円となり、これらの結果、各利益は増益となった。

メンテナンス事業の売上高は前年同期比52.5%増の41.00億円、セグメント利益は1.04億円(前年同期は1.41億円の損失)となった。

建設関連製品サービス事業の売上高は4.37億円、セグメント利益は0.03億円となった。

2024年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比21.5%増の179.00億円、営業利益が同26.7%増の7.29億円、経常利益が同26.4%増の7.32億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同3.9%増の4.70億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

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