東京株式(前引け)=反落、様子見ムードのなか売り優勢に
18日前引けの日経平均株価は前営業日比66円00銭安の3万1974円29銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は6億1019万株、売買代金概算は1兆6478億円。値上がり銘柄数は801、対して値下がり銘柄数は953、変わらずは82銘柄だった。
きょう前場の東京株式市場は強弱観対立のなかも、日経平均は前日終値近辺で弱含みに推移した。前日の米国株市場では米長期金利の上昇を背景にハイテク株などに売り圧力が強まり、これを受けて東京市場でも見送りムードとなっている。また、引き続き中東の地政学リスクを警戒する動きが上値を重くしている。一方、下値では押し目買いが入り、下げ幅も限定的なものにとどまっている。売買代金は前引け時点で1兆6000億円台と比較的低調だった。
個別では川崎汽船<9107>が安く、三菱商事<8058>も軟調。オリエンタルランド<4661>も売りに押された。ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>、アドバンスクリエイト<8798>は大幅安。半面、売買代金トップのレーザーテック<6920>が買われ、東京エレクトロン<8035>も上昇した。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。リズム<7769>、FIG<4392>が急騰、ハピネット<7552>も値を飛ばした。