テラウルフ、アナリストが「買い」でカバレッジ開始 株価は下落=米国株個別
(NY時間10:47)
テラウルフ<WULF> 1.17(-0.07 -5.65%)
アナリストがビットコインのマイニングシステムなどを手掛けるテラウルフ<WULF>を「買い」でカバレッジを開始し、目標株価を3ドルに設定した。前日終値よりも2.4倍高い水準。同社が最も高パフォーマンスの電力の損益分岐コストを有していると指摘している。同社のシステムが電力コストが低く、優れたマイニングのパフォーマンスを実現すると予想している。
同業他社が収益性の懸念から自主的な縮小を余儀なくされているのに対し、同社のシステムは経済上の大きな逆風に耐えることができるという。
ただ、仮想通貨市場でビットコインが下落する中で、株価の反応は鈍い。
【企業概要】
持続可能なビットコインマイニングのためのデジタルインフラとエネルギー開発を中核とするデジタル資産テクノロジーに取り組む。原子力・水力・太陽光のエネルギー源を用いて、米国内のビットコインマイニング施設サイトを開発・所有・運営するほか、第三者へのマイナーホスティングサービスを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美