本日注目すべき【好決算】銘柄 カナデン、日本光電、ヴィアHD (18日大引け後 発表分)
10月18日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
カナデン <8081> [東証P] ★上期経常を6期ぶり最高益に33%上方修正・通期も増額、配当も2円増額
◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の16.5億円→22億円に33.3%上方修正し、6期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。上期業績の上方修正は8月に続き、2回目。FAシステム事業で部材不足が改善したことに加え、産業機械や家庭用電気機器向け半導体・デバイスが順調に推移したことが要因。円安効果もプラスに働いた。
上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の45億円→48億円に6.7%上方修正。増益率が6.0%増→13.1%増に拡大する見通しとなった。
業績好調に伴い、年間配当を従来計画の46円→48円(前期は39円)に増額修正した。
日本光電 <6849> [東証P] ★上期経常を2倍上方修正
◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の60億円→120億円に2.0倍上方修正。減益率が53.9%減→7.8%減に縮小する見通しとなった。国内で消耗品・サービス事業が想定を上回って推移したほか、円安が進んだことも追い風となった。
ヴィアHD <7918> [東証P] ★上期経常を一転黒字に上方修正
◆24年3月期上期(4-9月)の連結経常損益を従来予想の0.8億円の赤字→0.4億円の黒字(前年同期は5.8億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。客数が伸び悩み売上高は計画を下回ったものの、店舗オペレーションや商品開発の見直しなどを進めたことに加え、政府による光熱費の負担軽減支援なども寄与し損益は改善した。
株探ニュース