株価指数先物【昼】 押し目狙いのロングを慎重にさせる
日経225先物は11時30分時点、前日比590円安の3万1450円(-1.84%)前後で推移。寄り付きは3万1540円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万1640円)にサヤ寄せする格好から、売りが先行して始まった。売り一巡後は買い戻しも入り、中盤には一時3万1670円まで下落幅を縮める場面も見られた。しかし、香港ハンセン指数が1.5%を超える下落となるなか、終盤にかけて売り直され、3万1440円まで下落幅を広げた。
日経225先物は節目の3万1500円を割り込み、3万1380円辺りで推移するボリンジャーバンドの-1σ水準に接近してきた。-1σでは、いったん下げ渋る動きが意識されやすいと考えられるが、同水準を明確に割り込んでくるようだと、3万1000円割れを狙ったショートが強まりやすくなると考えられ、押し目狙いのロングを慎重にさせよう。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.92倍に低下した。一時13.87倍まで低下し、13週移動平均線を下回ってきたことから、短期的にはNTショートを仕掛けてくる動きが入りやすくなった。
株探ニュース