ASJが4日ぶり反発、「HNC」に関する論文が「最優秀論文賞」を受賞
ASJ<2351>が4日ぶりに反発している。19日の取引終了後、10月12日から14日にニューヨークで開催された国際電子技術者学会(IEEE)において、同社の米子会社ASUSAコーポレーションのCOO(最高執行責任者)で理学博士の西田博史氏が発表した論文が最優秀論文賞を受賞したと発表しており、好材料視されている。
論文は通信技術の「HNC」に関するもの。従来は暗号化通信を実施した場合において、速度と安全性はトレードオフの関係にあり、既存の暗号方式では速度低下を引き起こすことが問題となっていたが、「HNC」はこの課題に対してセキュリティーを高めつつ速度を向上し、同時にパケットロスを回避するとともに通信遅延を減少する一つの手段として考案したとしている。