ID&EHDが後場上げ幅を拡大、物流MaaS実現に向けた研究開発・実証プロジェクトを選定
ID&Eホールディングス<9161>が後場上げ幅を拡大している。午後1時ごろ、経済産業省の令和5年度「無人自動運転等のCASE対応に向けた実証・支援事業(無人自動運転等の先進MaaS実装加速化のための総合的な調査検討・調整プロジェクト)」を受託し、物流MaaSの実現に向けた研究開発・実証プロジェクト(見える化・自動荷役等による輸配送効率化)を募集していたが、実施プロジェクトを決定したと発表しており、事業の進捗が好材料視されている。
同事業は、経済産業省からの委託を受け、荷主や物流事業者と連携して新しいモビリティーサービスの実装を目指して「見える化・混載による輸配送効率化」をテーマに実証実験を行うプロジェクト実施者を募集したもの。三菱重工業<7011>が実施主体となる「IT事業者・保険会社等との連携による運行品質向上モデルの構築」と、NEXT Logistics Japan(東京都新宿区)が実施主体となる「新たな幹線輸送スキームによる省人化、環境負荷低減、働き方改革の実現」が選ばれたとしている。