三菱電が堅調、オーストラリア国防省との共同開発契約の締結を発表
三菱電機<6503>が堅調。19日、子会社の三菱電機オーストラリアが、オーストラリア国防省と共同開発事業の契約を締結したと発表した。日本企業が外国政府と防衛領域での共同開発契約を結ぶのは初となる。同社に対しては、防衛関連事業の拡大を期待した買いが入ったようだ。
オーストラリア軍の防衛プラットフォームの監視と生存性を強化する能力を開発し実用化することを目的とする。同国の国防省が持つ最先端レーザー技術をベースに、三菱電は子会社を通じ、プロトタイプの製造及び必要な技術の提供を担う。