市場がFRBの利下げ観測を強めるまでは利回り低下の可能性は低いとの声も

市況
2023年10月21日 3時16分

きょうは上げが一服しているものの、米10年債利回りが一時5%をうかがう動きを見せるなど、長期ゾーン中心に利回りの上昇が続いている。市場からは10年債は5%がピークで、その水準では買い(利回り低下)を推奨する声も聞かれる。

ただ、直近発表になっているデータからは、インフレが予想以上に粘り強い状況が示唆されており、利回りはまだまだ上を試すとの見方も少ないようだ。市場の利下げ期待がさらに強まるまでは、利回りの本格的な低下はすぐには起こりそうにないとの指摘も出ている。

米株式市場にとっては、IT・ハイテク株中心に圧迫要因となる。

NY株式20日(NY時間14:06)

ダウ平均   33270.23(-143.94 -0.43%)

ナスダック   13070.28(-115.89 -0.88%)

CME日経平均先物 31210(大証終比:-10 -0.03%)

米国債利回り(NY時間14:06)

2年債   5.088(-0.070)

10年債  4.924(-0.066)

30年債  5.077(-0.033)

期待インフレ率  2.466(-0.023)

※期待インフレ率は10年債で算出

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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