三信電は上値指向明示、半導体販売想定以上に好調で4~9月期営業利益大幅増額
三信電気<8150>は続伸。全般軟調地合いに抗して上値指向を明示している。同社が前週末20日取引終了後に24年3月期上期(23年4~9月)の業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想から65%の大幅上方修正で17億円から28億円(前年同期比34%減)に増額した。半導体の販売が会社側の当初計画以上に好調に推移したほか、為替の円安メリットも発現している。これを好感する買いが優勢となっている。株価は10月中旬以降2100円台前半の狭いゾーンでもみ合っており、ここを上放れることができるかが注目される場面にある。