東映アニメは反落、24年3月期業績予想を上方修正も利益確定売りに押される
東映アニメーション<4816>が反落している。24日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想について、売上高を720億円から820億円(前期比6.2%減)へ、営業利益を175億円から190億円(同33.7%減)へ、純利益を120億円から135億円(同35.4%減)へ上方修正し、これを受けて朝高スタートしたものの、その後利益確定売りに押される展開となっている。
上期において、「聖闘士星矢 The Beginning」に関する評価損を計上したものの、前期に公開した映画の波及効果が継続し、国内における配信権販売や商品化権販売、更に商品販売事業が期初見込みを上回り好調に推移したことが寄与する。