川崎汽など商い伴い高い、ばら積み船市況回復で海運株は75日線足場に切り返しへ

材料
2023年10月25日 10時20分

川崎汽船<9107>が商いを膨らませ大きく反発。売買代金は上位3傑に食い込んでいる。また、日本郵船<9101>、商船三井<9104>など海運大手に買いが優勢となっている。いずれも75日移動平均線がサポートラインとして意識され、リバウンド狙いの買いを誘導している。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数は直近では軟化しているものの、23日現在で2000大台をキープしており、1000近辺で推移していた7月下旬からほぼ倍化した。コンテナ船需要の停滞が続いている一方で、ばら積み船運賃は回復傾向にあり、ドル建て決済の海運セクターにとって足もと為替市場での円安も追い風となっている。低PBR、高配当利回りのバリュー株を買い直す動きがみられるなか、調整十分の海運株は押し目買い対象として有力視されているようだ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.