KOAが急落し年初来安値を更新、顧客の在庫調整響き今期業績予想を下方修正
KOA<6999>が急落し、年初来安値を更新した。24日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を下方修正した。最終利益の見通しを56億円から22億円(前期比70.1%減)に引き下げており、嫌気されたようだ。
売上高の見通しは719億円から651億円(同13.3%減)に修正した。産業機器や民生機器市場を中心に日本・北米・中国などで顧客の在庫調整が継続し、需要の回復は来期以降にずれ込む見通しとなった。9月中間期の売上高は前年同期比11.7%減の335億2600万円、最終利益は同66.3%減の15億2200万円だった。