株価指数先物【昼】 節目の3万1500円が射程に入る
日経225先物は11時30分時点、前日比310円高の3万1460円(+0.99%)前後で推移。寄り付きは3万1290円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万1255円)にサヤ寄せする格好から、買いが先行して始まった。寄り付き後ほどなくして3万1400円を回復し、買い一巡後は3万1250円~3万1400円辺りでの保ち合いを継続した。中盤にレンジを上放れると、終盤にかけて上げ幅を広げており、一時3万1470円まで買われた。
日経225先物はナイトセッションの終値水準での底堅さが見られており、オプション権利行使価格の3万1250円から3万1500円でのレンジ推移となった。節目の3万1500円接近では短期筋の利益確定も入りやすいだろうが、ショートは仕掛けづらくさせそうだ。節目の3万1500円を捉えてくるようだと、権利行使価格の3万1500円から3万1750円辺りに切り上がる可能性も意識され、25日移動平均線辺りが射程に入ることから、押し目狙いのロングスタンスになろう。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.85倍に低下した。一時13.90倍を付けたが、米ハイテク株高のなかで日経平均型優位の展開が見込まれていたこともあり、やや想定外の低下である。東京エレクトロン <8035> [東証P]など値がさハイテク株が買われたものの、東証33業種すべてが上昇するなか、相対的にTOPIX型優位となった。
株探ニュース