横河ブHDの9月中間期業績は計画上振れ、投資有価証券売却益など寄与
横河ブリッジホールディングス<5911>は25日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結業績に関し、最終利益がこれまでの予想の44億円から58億円(前年同期比69.3%増)に上振れしたようだと発表した。
売上高は809億円から823億円(同8.3%増)へと計画を上回る格好となったという。橋梁事業とエンジニアリング関連事業の手持ち工事が順調に推移し、精密機器製造事業の落ち込みをカバーした。投資有価証券の売却益も発生した。
半面、上期(4~9月)の受注状況は全体的に低調で、建設コスト上昇などの影響が出ているとした。土木関連事業の大型プロジェクトの進捗も遅延傾向にあり、下期のエンジニアリング関連事業は計画を下回る見通し。通期の業績予想については現在精査中で、10月30日に予定する第2四半期決算発表時に公表するとしている。