このあと9月の米新築住宅販売件数 前回からの反動増を見込むも、弱い状況に変化はない
このあと日本時間23時に9月の米新築住宅販売件数が発表される。予想は年率換算で68.5万件と、予想外に弱く5カ月ぶりの低水準となった前回からの反動増が見込まれている。
しかし、米住宅市場が低迷していることに変化はないと見られている。高水準の住宅ローン金利と高価格が購入希望者の意欲を制限していると見込まれている。今月発表の住宅建設業者の景況感を示すNAHB住宅市場指数は予想外の弱い内容となり、住宅着工や住宅建設許可件数も前回から低下していた。予想を下回る弱い数字も留意される。
*米新築住宅販売件数(9月)23:00
予想 68.5.万件 前回 67.5万件(年率換算)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美