イスラエル、米軍がミサイル防衛設置まで地上侵攻の延期に合意

市況
2023年10月26日 1時04分

イスラエルはガザへの予想される地上侵攻に先立ち、中東地域に駐留する米軍を守るために防空態勢を整えるという米国からの要請に、いまのところ同意し、侵攻を延期しているという。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が米国とイスラエルの当局者の話として伝えた。

米国防総省は、イラク、シリア、クウェート、ヨルダン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦に駐留する米軍をミサイルやロケット弾から守るため、12近い防空システムをこの地域に配備しようと奔走している。米政府関係者はいまのところ、早ければ今週末にこれらの部品が配置されるまで、ガザへの地上侵攻を延期するようイスラエル側を説得しているという。

イスラエルはまた、ガザ内の市民に人道援助を提供する努力や、ハマスが拘束している人質をより多く解放するための外交努力も計画に考慮しているという。

しかし、米軍に対する脅威が最も懸念されると米政府高官は述べている。米軍やその他の当局者は、侵攻が始まれば、米軍は様々な武装集団の標的になるだろうと考えているという。

これまでにイラクとシリアで、無人機やミサイルを使ったこのような攻撃が少なくとも13回あり、その結果、アメリカ人契約社員1人が死亡し、米軍の無人機も破壊されたという。米国防当局によれば、シリアで少なくとも20人、イラクで10人の米兵士が負傷しており、そのほとんどが軽傷だという。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.