ジョンソン下院議員を新議長に選出
米下院はきょう、共和党のジョンソン下院議員（ルイジアナ州）を新議長に選出した。２２０名の共和党議員が全会一致で投票した。 マッカーシー前下院議長の解任後、３人の候補が後任を目指したがいずれも頓挫。ようやく４人目で決まった格好。同議員は、ウクライナへの資金援助には反対せず、支持しているトランプ前大統領とも話したと述べている。
新議長は１１月中旬に迫り来る米政府閉鎖に直面し、イスラエルがハマスに戦争を仕掛け、ウクライナがロシアの侵攻を撃退しようと奮闘する中で、采配を振るうことになる。同議員はバイデン大統領の２０２０年選挙での勝利を覆す努力を支持した、厳格な社会的保守主義者としても知られている。
ジョンソン新下院議長はコメントで、民主党との協力に前向きな姿勢を示し、超党派の債務委員会を設置するとも述べた。また、上院とホワイトハウスは国境危機を無視できないとも述べている。